HIIT(high-intensity intermittent training)の中で20秒の高強度・短時間運動を10秒間の完全休息をはさみながら6〜8回繰り返すトレーニングのことを タバタトレーニング(Tabata training)といいます。 タバタトレーニングの原型となったのは入澤孝一氏がスピードスケートのトレーニングとして取り入れた
・20秒の高強度・短時間運動を10秒間の完全休息をはさみながら6〜7回繰り返す ・30秒の高強度・短時間運動を2分間の完全休息をはさみながら3〜4回繰り返す
というものでした。 これらのトレーニングを田畑泉氏を中心とする研究グループが分析した結果、以下の2つの論文で「20秒の運動と10秒の休息を繰り返す」方が「30秒の運動と2分の休息を繰り返す」よりも有酸素運動能力と無酸素運動能力の両方を向上させる効果が高いことがわかったそうです。
論文タイトル Effects of moderate-intensity endurance and high-intensity intermittent training on anaerobic capacity and ˙VO2max
雑誌 Medicine & Science in Sports & Exercise 28, 1327–1330 (1996)
著者 Tabata Izumi, Nishimura Kouji, Kouzaki Motoki, Hirai Yuusuke, Ogita Futoshi, Miyachi Motohiko, Yamamoto Kaoru.
論文タイトル Metabolic profile of high intensity intermittent exercises
雑誌 Medicine & Science in Sports & Exercise 29, 390–395 (1997)
著者 Tabata Izumi, Irisawa Kouichi, Kouzaki Motoki, Nishimura Kouji, Ogita Futoshi, Miyachi Motohiko.
上記の論文がきっかけとなり海外で高強度・短時間運動を10秒間の完全休息をはさみながら6〜8回繰り返すトレーニングが注目され、論文の筆頭著者の田畑氏の名前から、このトレーニングがタバタトレーニングとよばれるようになりました。
タバタトレーニングは、8回繰り返した場合でも3分50秒で完了するため、短時間で効果の高いトレーニングができます。 ただし、20秒間の運動を全力でおこなう必要がある強度の高いトレーニングなので、ウォーミングアップやクーリングダウンをしたり、健康上の不安がある人は事前に医師に相談したりするなどをしてください。

