ルーティン動作は、普段の練習や日常生活で設定した動作を試合直前などに実施することで、平常心に近い状態となり、集中力の向上や緊張を緩和して試合に臨むことができるようになります。 例えば、以下の論文では、日常生活にルーティン動作を取り入れた上で作業前にその動作をしたグループ、作業前だけ動作をしたグループ、特別なことをしないグループにわけ、ダーツ、100マス計算、数字暗記を実施した結果、 ダーツについては、ルーティン動作を取り入れたグループが他のグループよりもよいスコアだったという結果が得られています。
論文タイトル ルーティン動作が非アスリートの集中力と作業精度に及ぼす効果
雑誌 科学・技術研究 6 (1),85-88 (2017)
著者 進 夏未, 當山 美唯, 東 美空, 田中 和子, 吉村 耕一
上記の論文では、袖をまくる、手を組む、腕を組むといった動作の1つを被験者が選択し、歯磨きをする直前に選択した動作をおこない、その後、集中して歯磨きをするということを5日程度やってもらったそうです。 このことから、比較的短い期間でもルーティン動作による集中力の向上には一定の効果が見込める可能性が高いと言えます。 自分にあうルーティン動作を探そうとしている方は、この実験が参考になるかもしれません。

